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『赤い貨車』
ふりがな文庫
『
赤い貨車
(
あかいかしゃ
)
』
そこは広い野原で、かなたに堤防が見えた。堤防のかなたに川があるのではなく、やはり野原で、轍の跡が深く泥濘にくいこんだ田舎道が、堤防の橋の下をくぐったさきにつづいて見えた。工事のはじめから堤防は大きな空の下で弓なりに野をはい、多分愉快な自動車 …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「改造」1928(昭和3)年11月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約1時間11分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間58分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
悪魔
(
チヨルト
)
畜生
(
チヨルト
)
襯衣
(
コフトチカ
)
食堂
(
ストローバヤ
)
主婦
(
ハジャイカ
)
仲間
(
タワーリシチ
)
聖像
(
イコーナ
)
股引
(
パンタルーン
)
季節
(
セゾン
)
組合
(
ソユーズ
)
諸君
(
グラジュダニン
)
市場
(
ルイノク
)
映画
(
キノ
)
上靴
(
ガローシ
)
祖父
(
おじい
)
盥
(
だらい
)
週間
(
ディー・ヴォッヘ
)
陽気
(
ウェルショールイ
)
正餐
(
アヴェード
)
下宿
(
パンシオン
)
会議
(
ザセダーニエ
)
肢
(
あし
)
書付
(
ドクメント
)
借室
(
クワルチーラ
)
裾
(
ユーブカ
)
市
(
まち
)
堆朱
(
ついしゅ
)
壜
(
びん
)
胡瓜
(
きゅうり
)
草鞋
(
わらじ
)
葡萄
(
ぶどう
)
薬罐
(
やかん
)
虚言
(
うそ
)
裸足
(
はだし
)
纏足
(
てんそく
)
轍
(
わだち
)
鏝
(
こて
)
階子
(
はしご
)
頤
(
あご
)
じゃ
(
ヌー
)
玻璃
(
はり
)
楡
(
にれ
)
槭樹
(
ヤーセン
)
欄干
(
らんかん
)
歯々
(
はあは
)
毬
(
まり
)
洋傘
(
こうもり
)
流行
(
はや
)
爪磨
(
マニキュール
)
犢
(
こうし
)
売店
(
キオスク
)
瓶
(
びん
)
室
(
へや
)
睫毛
(
まつげ
)
孤児
(
みなしご
)
神よ
(
ボージェ・モイ
)
糖果
(
コンフエクト
)
大瓶
(
おおがめ
)
林檎
(
りんご
)