“諸君”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しよくん37.5%
しょくん28.1%
みなさん25.0%
かたがた3.1%
グラジュダニン3.1%
メッシュウ3.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
早稻田わせだたものは早稻田わせだあいし。大學だいがくたものは大學だいがくあいするのは當然たうぜんで、諸君しよくんかなら其出身そのしゆつしん學校がくかうあいほこらるゝでしよう。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
明日あすの競技につかう銃はここへもらってきてあるから、これから諸君しょくんとともに、この銃の研究にゆきたいと思う。いっしょにきてくれないか
国際射的大競技 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
わたしのところへ諸君みなさんがおいでになるのだつたら、国道をディカーニカ目ざして真直にやつて来て頂けばよろしい。
しかるにようやく夜間となるや、今諸君かたがたが見られた通り、灌木や岩石に身を変じた敵方の軍兵を誘いにかけて捕虜いけどりに致したではござらぬか
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
諸君グラジュダニン! ここがわれらの大詩人プーシュキンの学んだ貴族学校長、エンゲルガルトが住んでいた家であります」
赤い貨車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
それで大変不吉なお話だが、もしもその犯人がこの車室はこに乗っているとすれば、奥様マダムなり、諸君メッシュウなり、私なりが直ちに彼を認めて、次の停車場で警官に捕縛させることが出来るわけです