“諸方”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ほうぼう31.8%
しょほう27.3%
しよはう18.2%
はう/″\13.6%
はうぼ4.5%
ほう/″\4.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“諸方”を含む作品のジャンル比率
哲学 > 心理学 > 超心理学・心霊研究13.6%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸6.5%
文学 > ロシア・ソヴィエト文学 > 小説 物語1.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
電車で新宿まで乗って、それから樹木の間を歩いて行くと、諸方ほうぼうの屋根から夕餐ゆうげの煙の登るのが見えた。
家:02 (下) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
越後えちご路から長野の方へ出まして、諸方ほうぼうを廻って参りました。これから寒くなりますで、暖い方へ参りますでござりますわい」
千曲川のスケッチ (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ケメトスの評判が諸方しょほうに響き渡ると、彼と技をくらべようという者がたくさん出て来ました。
彗星の話 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
偽怪、誤怪はすこぶる多きも、この二者を除き、なお実際の狐惑、狐憑きは諸方しょほうに起こり、たやすく実験のできることなれば、別段例を挙ぐるに及ばぬ。
迷信解 (新字新仮名) / 井上円了(著)
うも諸方しよはうからたのまれたと見えまして、大分だいぶいお客様もございます。
牛車 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
平生へいぜいそんなものの賣買ばいばい周旋しうせんをして諸方しよはう出入でいりするさうであつたが、すぐさま叔父をぢ依頼いらいけて
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
うまをかいたちひさながく諸方はう/″\やしろけてあるのをつてますか。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
「節——お父さんにこしらへて頂いた物を出してお目に掛けな——諸方はう/″\から祝つて頂いた物もお目に掛けたらからう。」
出発 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
わたくしの父などでも、家の何處へか格子を一本入れようと思ふとき、散歩してくるのに、今日は花屋敷の方面のを諸方はうぼ見て來た、好いのがあるなあ、といつてゐたものだつた。
(旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
此のうちの息子が誠に親切に時々諸方ほう/″\っちゃア、旨い物と云って田舎の事だから碌な物もありませんが、喰物くいものを見附けて来ては病人にります。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)