“ほうぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
方々68.5%
鋒鋩11.0%
諸方7.1%
魴鮄5.5%
鋒芒1.6%
各処0.8%
呆々0.8%
多方0.8%
竹麦魚0.8%
芳貌0.8%
蓬々0.8%
這々0.8%
鋒鉾0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魔法使いの住居(すまい)を、遠くから来た旅人や方々(ほうぼう)の学者に尋ねたり、自分で探し廻ったりしましたが、どうしても分かりませんでした。
魔法探し (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
平生包(つつ)み蔵(かく)しているお延の利かない気性(きしょう)が、しだいに鋒鋩(ほうぼう)を露(あら)わして来た。おとなしい継子はそのたびに少しずつ後(あと)へ退(さが)った。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
諸方(ほうぼう)から人が出て来たが盗棒はいなかった。するとお其はあたしに指さして
旧聞日本橋:02 町の構成 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
僧都 真鯛(まだい)大小八千枚。鰤(ぶり)、鮪(まぐろ)、ともに二万疋(びき)。鰹(かつお)、真那鰹(まながつお)、各(おのおの)一万本。大比目魚(おおひらめ)五千枚。鱚(きす)、魴鮄(ほうぼう)、鯒(こち)、鰷身魚(あいなめ)、目張魚(めばる)、藻魚(もうお)、合せて七百籠(かご)。
海神別荘 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
俊助はようやく鋒芒(ほうぼう)をおさめながら、短くなった金口(きんぐち)を灰皿の中へ抛(ほう)りこんで、やや皮肉にこう尋ねた。
路上 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
私が先年東京へ出た年にちょうどあれが出来たっけ。あの時分から見るとさぞ東京も変ったろう。和女(おまえ)は東京が始めてだから婚礼を済ませたら毎日満に各処(ほうぼう)へ連れて行ってもらうがいい。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
私は呆々(ほうぼう)の態で飛び出して了(しま)い、氏の家から一町も離れ、どんなに哄笑してももう氏へは聞えまいと思った所で大声で笑った。そうして「酷(ひど)いや!」と叫んだ。
名古屋の小酒井不木氏 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
大成が細君を離縁してから、母は多方(ほうぼう)へ嫁をもらう相談をしたが、母親がわからずやのひどい人であるということが世間の評判になったので、どこにも嫁になる者がなかった。
珊瑚 (新字新仮名) / 蒲 松齢(著)
竹麦魚(ほうぼう) 七七・三八 一八・一二 三・三〇 一・二〇
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
築地(つきじ)別院に遺骸(いがい)が安置され、お葬儀の前に、名残(なご)りをおしむものに、芳貌(ほうぼう)をおがむことを許された。
九条武子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
山々は高く空を摩(ま)し、蓬々(ほうぼう)たる雑草は谷々に茂り、諸々の部落からは炊事の煙が幾筋か風に靡(なび)いている。
喇嘛の行衛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
まるで袋の鼠同様の憂目、這々(ほうぼう)の体たらくである。しかもこれに対してどうする事が出来ようか。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
然るに生麦に到る迄に高師の金栗は漸く鋒鉾(ほうぼう)を顕し来つた。六郷堤上に差蒐(さしかか)つた時漸次猛烈な競走が始まつた。沿道に於ける各学校の応援の声は天地も撼がんばかり。漸次決勝点が近づく。
オリムピヤ選手予選 (新字旧仮名) / 長瀬金平(著)