“ほう/″\”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
方々78.6%
諸方14.3%
這々7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お嬢様は毎日々々お念仏三昧ざんまいで入らっしゃいますよ、今日は盆の事ですから、方々ほう/″\お参りにまいりまして、おそく帰るところでございます
さうして、ふわ/\して諸方ほう/″\あるいてゐる。田端たばただの、道灌山だの、染井の墓地だの、巣鴨の監獄だの、護国寺だの、——三四郎は新井あらゐ薬師やくし迄も行つた。
三四郎 (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
と云われて両人ふたりの悪者は這々ほう/″\ていで逃げてきます。
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)