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諸方
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ほう/″\
ふりがな文庫
“
諸方
(
ほう/″\
)” の例文
此の
家
(
うち
)
の息子が誠に親切に時々
諸方
(
ほう/″\
)
へ
往
(
い
)
っちゃア、旨い物と云って田舎の事だから碌な物もありませんが、
喰物
(
くいもの
)
を見附けて来ては病人に
遣
(
や
)
ります。
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
さうして、ふわ/\して
諸方
(
ほう/″\
)
歩
(
ある
)
いてゐる。
田端
(
たばた
)
だの、道灌山だの、染井の墓地だの、巣鴨の監獄だの、護国寺だの、——三四郎は
新井
(
あらゐ
)
の
薬師
(
やくし
)
迄も行つた。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
“諸方”の意味
《名詞》
諸方(しょほう)
あちこち。方々。
(出典:Wiktionary)
諸
常用漢字
小6
部首:⾔
15画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“諸方”で始まる語句
諸方に