“鋒鉾”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほうぼう50.0%
ほこさき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
然るに生麦に到る迄に高師の金栗は漸く鋒鉾ほうぼうを顕し来つた。六郷堤上に差蒐さしかかつた時漸次猛烈な競走が始まつた。沿道に於ける各学校の応援の声は天地も撼がんばかり。漸次決勝点が近づく。
オリムピヤ選手予選 (新字旧仮名) / 長瀬金平(著)
橋詰に珍らしく大きな猫柳の木があって、満枝の芽はやや銀の鋒鉾ほこさきを現しかけていた。それは風の吹くときだけ光った。
(新字新仮名) / 岡本かの子(著)