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差蒐
ふりがな文庫
“差蒐”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さしかか
75.0%
さしか
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さしかか
(逆引き)
彼女が其処へ
差蒐
(
さしかか
)
った時、彼は直ぐ其後へ追付いて居た。
此儘
(
このまま
)
黙って過ぎれば只路傍の人として終って了うのである。併も彼は大なる秘密を握って居る。
偽刑事
(新字新仮名)
/
川田功
(著)
例の
樅林
(
もみばやし
)
の落葉を踏んで行くと、
漸次
(
しだい
)
に
山路
(
やまみち
)
へ
差蒐
(
さしかか
)
る。岩は
俄
(
にわか
)
に
嶮
(
けわ
)
しくなって来た。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
差蒐(さしかか)の例文をもっと
(3作品)
見る
さしか
(逆引き)
今宵も呉羽之介は、此頃
馴染
(
なじ
)
んだ奥女中が丁度宿帰りの日に当るのを幸い、
諜
(
しめ
)
し合せた茶屋へ行こうと、小梅の隠れ家を出で立って、春夜の微風に頬快く吹かせ乍ら、
吾妻橋
(
あづまばし
)
へと
差蒐
(
さしか
)
かります。
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
差蒐(さしか)の例文をもっと
(1作品)
見る
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
蒐
漢検準1級
部首:⾋
13画
“差”で始まる語句
差支
差
差覗
差向
差出
差俯向
差別
差当
差配
差置
“差蒐”のふりがなが多い著者
長瀬金平
川田功
三上於菟吉
岡本綺堂