“諜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しめ94.8%
ちょう3.1%
1.0%
まわ1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もし関係があるとすれば、お元と義助としめしあわせて家出をしたのを、梅次郎があとから追い着いて格闘を演ずることになったのか。
(新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
これは、敵兵を撃つものではない、敵軍を威圧するため、かねて丹羽長秀にちょうじておいた大喊声だいかんせいを起すべく、のろし代りに撃たせた銃声であった。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
お菊ちゃんは、じっと、考え込んでから、何か、一策を心にかべたらしく、ひそひそと、わせをしていた。
松のや露八 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「——お不快なそうじゃが、だいじにせられい。いやなに、ってお目にかからいでもよろしい。拙者は、お預け申してある平家のまわものめを、調べて立ち帰る」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)