“間諜犬”の読み方と例文
読み方割合
かんちょうけん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは努めてしたのではないが、人の嗜慾しよくに対し間諜犬かんちょうけんのような嗅覚きゅうかくを持つ彼の本能は自ずと働いていた。夫人の食品の好みは専門的に見て、素人なのだか玄人なのだか判らなかった。
食魔 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)