“諜報”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうほう72.7%
しらせ9.1%
てふはう9.1%
スパイ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なぜならば、去年八月、斎藤義龍さいとうよしたつの病死と聞えたのは、その後、敵の戦意や諜報ちょうほうから見ても、もはや確実なことだったからである。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
江戸中に諜報てふはうの網を張つて居る順風耳の八五郎は、毎日下つ引が持つて來るおびたゞしい事件の中から、モノになりさうなのを一應調べて親分の錢形平次に報告するのです。
この船は国際的ルンペン船でもなけあ、日本の諜報スパイ船でも何でもない。貴女はまだ御存じないでしょうが、日本と支那の間を、荷物船カーゴボートばけて往復しているゲーペーウーの海上本部K・G・M号です。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)