“スパイ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
間諜71.4%
間謀4.8%
女探偵4.8%
密偵4.8%
諜報4.8%
諜者4.8%
間者4.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そっと手から手へ渡すという仕組みなのさ……実に敵ながら天晴(あっぱ)れ、赤外線を使ったのは間諜(スパイ)戦はじまって以来是が最初だろうよ
亡霊ホテル (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
しかし、死にに行くため防寨をまたぎ越してる間謀(スパイ)をま昼の光で見た時、彼はその顔を思い出した。一つの記憶が突然頭に浮かんできた。
マリユスは防寨の内部より外部の方に多く気を取られて、下の広間の薄暗い奥に縛られた間謀(スパイ)をその時までよくは見なかった。
失敗(しくじ)ったと思ったが後の祭、「申し遅れましたなんてずるいぞ、卑怯だよ。君は雑誌記者だなんて嘘だろう。女探偵(スパイ)じゃないか? 君は僕を脅迫するのか?」
メフィスト (新字新仮名) / 小山清(著)
日露戦争の時にヨッポド懲(こ)りたと見えてアラユル密偵(スパイ)を使って吾輩の身辺(みのまわり)を探らせているらしいてや。
超人鬚野博士 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
この船は国際的ルンペン船でもなけあ、日本の諜報(スパイ)船でも何でもない。貴女はまだ御存じないでしょうが、日本と支那の間を、荷物船(カーゴボート)に化(ばけ)て往復しているG(ゲー)・P(ペー)・U(ウー)の海上本部K・G・M号です。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)
容貌(かほ)に自信のない三十女が、どんなに結構な諜者(スパイ)の役目をするかは、平次もよく心得てをります。
かりに彼の後を尾(つ)ける者があるとしても、いかに巧妙なる間者(スパイ)でもその正体を暴露するであろうと思われるほどに、町は非常に混雑して、町の灯は非常に明かるかった。