“まはしもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
諜者33.3%
間牒33.3%
間者33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もしそれが敵からの諜者まはしものであつて、親切らしくなぐさめの詞をかけながら、何の守も、何の用意もない俺の本陣の本統の状況を見きはめて行つて、世間にそれをおつぴらに云ひ散らされたときは
瘢痕 (新字旧仮名) / 平出修(著)
「それ王党だ。それ間牒まはしものだ。落人おちふどだ。捕へて仕舞へ。いや逐出して仕舞へ。」このさま/″\の声をしづめた、例のふちひつくりかへつた帽をかぶつて居る老先生の骨折は、大抵ではありませなんだ。
新浦島 (新字旧仮名) / ワシントン・アーヴィング(著)
魔法使コルドゥーンが、何もそれほど怖しいのではない。」と彼は呟やくのだつた。「奴がもし敵の間者まはしものだつたら大変なのだ。 ...