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てふじや
ふりがな文庫
“てふじや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
諜者
60.0%
牒者
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
諜者
(逆引き)
巾着切を
看板
(
かんばん
)
にかけて居るやうな辰三が、何時までも安穩に暮らせたのは、一つは働きの方法が馬鹿々々しく義理堅かつた上に、内々は御用聞の良い顏に喰ひ入つて、
諜者
(
てふじや
)
を勤め
銭形平次捕物控:307 掏られた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
辰三が、弱氣の巾着切と見せかけたのは、大盜の正體を隱すためで、善人らしく立廻つて柄にもない僞善的なことをするより、小盜人の
諜者
(
てふじや
)
と見せたのは、辰三の
惡賢
(
わるがし
)
こさでした。
銭形平次捕物控:307 掏られた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
てふじや(諜者)の例文をもっと
(3作品)
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牒者
(逆引き)
顏の良い兼吉は、即座に子分や
牒者
(
てふじや
)
を呼びました。一刻も經たないうちに、近江屋の庭に集まつた人數はざつと三十人。
銭形平次捕物控:034 謎の鍵穴
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
貞盛が
牒者
(
てふじや
)
をして知つてゐるといふ訳も無いのに、たゞ悪い者でござる、御近づけなさらぬが宜しいとでも云ふのならば、後世の由井正雪熊沢蕃山出会の談のやうな事で、まだしも聞えてゐるが
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
てふじや(牒者)の例文をもっと
(2作品)
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