“間者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんじゃ73.9%
まわしもの8.7%
コノコロ8.7%
まはしもの4.3%
スパイ4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
結局は敵の間者かんじゃ細作しのびのうたがいを以って彼を館の内へ無理無体に引き摺り込もうとするらしいと、侍女は小坂部にささやいた。
小坂部姫 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
それに一体のご様子が、山役人とは全然まるで違う、俺が保証する間者まわしものじゃあねえ。何か理由がありそうだ、ねえ旦那、どういうご用で、私達の山塞が知りたいんで?
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
寧梓而行之其有益世教盖非鮮小也、間者コノコロヤヽ秋涼、聊削其駁雑、校訂方三巻、書賈文渓堂見而喜之謀梓行セント
魔法使コルドゥーンが、何もそれほど怖しいのではない。」と彼は呟やくのだつた。「奴がもし敵の間者まはしものだつたら大変なのだ。 ...
かりに彼の後をける者があるとしても、いかに巧妙なる間者スパイでもその正体を暴露するであろうと思われるほどに、町は非常に混雑して、町の灯は非常に明かるかった。