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かんじゃ
ふりがな文庫
“かんじゃ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
カンジャ
語句
割合
患者
34.5%
間者
30.9%
冠者
9.1%
細作
7.3%
宦者
7.3%
観者
5.5%
奸邪
1.8%
姦邪
1.8%
看者
1.8%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
患者
(逆引き)
「先生、一体この
患者
(
かんじゃ
)
はいつ頃まで持つ御見込みなんでしょう? もし長く持つようでしたら、私はお暇を頂きたいんですが。」
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
かんじゃ(患者)の例文をもっと
(19作品)
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間者
(逆引き)
親類縁者といえども信用できず、又、信用しておらず、常時八方に
間者
(
かんじゃ
)
を派し、秘密外交、術策、陰謀は日常
茶飯事
(
さはんじ
)
だ。
家康
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
かんじゃ(間者)の例文をもっと
(17作品)
見る
冠者
(逆引き)
石巻の宿まであずけ置いたということだったが、そうだ、何といったかな、その宿の名は——そうそう、田代の
冠者
(
かんじゃ
)
で覚えている、田代屋というのだ、その石巻の田代屋というのへ
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
かんじゃ(冠者)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
細作
(逆引き)
「
細作
(
かんじゃ
)
の名手、
放火
(
つけび
)
の上手、笛の名人、寝首掻きの巧者、
熊坂長範
(
くまさかちょうはん
)
、
磨針太郎
(
すりはりたろう
)
、
壬生
(
みぶ
)
の小猿に
上越
(
うえこ
)
すほどの、大泥棒もおりまするじゃ」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
かんじゃ(細作)の例文をもっと
(4作品)
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宦者
(逆引き)
稿をつづけていくうちに、
宦者
(
かんじゃ
)
とか
閹奴
(
えんど
)
とかいう文字を書かなければならぬところに来ると、彼は覚えず
呻
(
うめ
)
き声を発した。
李陵
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
かんじゃ(宦者)の例文をもっと
(4作品)
見る
観者
(逆引き)
まさに富田流の
鉄甲摧破
(
てっこうくだき
)
、受ければ受けた木剣は粉となって飛びそう、あっ——と思わず
観者
(
かんじゃ
)
の声が上ずる——その時、スッと新九郎の体がかわった。自斎の木剣がブンと耳を掠った。
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かんじゃ(観者)の例文をもっと
(3作品)
見る
奸邪
(逆引き)
是
(
こ
)
れ
亦
(
また
)
故無きにあらず。兵馬の権、他人の手に落ち、金穀の利、一家の有たらずして、
将帥
(
しょうすい
)
外に
傲
(
おご
)
り、
奸邪
(
かんじゃ
)
間
(
あいだ
)
に私すれば、一朝事有るに際しては、都城守る
能
(
あた
)
わず、
宗廟
(
そうびょう
)
祀
(
まつ
)
られざるに至るべし。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
かんじゃ(奸邪)の例文をもっと
(1作品)
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姦邪
(逆引き)
前に歌った歌詞は自分を讃美していたので、今の歌が自分をさして暗に
姦邪
(
かんじゃ
)
乱国
(
らんごく
)
の臣としているのも、気づかなかった。
三国志:03 群星の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かんじゃ(姦邪)の例文をもっと
(1作品)
見る
看者
(逆引き)
しかして
窃
(
ひそかに
)
おもう、その立論の旨おおいに古説と同じからざるあるをもって、
看者
(
かんじゃ
)
胸中の先入を一洗するにあらずんば、おそらくはその真意の向うところを認めざらんことを。
教門論疑問
(新字新仮名)
/
柏原孝章
(著)
かんじゃ(看者)の例文をもっと
(1作品)
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