家康いえやす
徳川家康は狸オヤジと相場がきまっている。関ヶ原から大坂の陣まで豊臣家を亡すための小細工、嫁をいじめる姑婆アもよくよく不埓な大狸でないとかほど見えすいた無理難題の言いがかりはつけないもので、神君だの権現様だの東照公だのと言いはやす裏側で民衆の …
作品に特徴的な語句
かん くっ 殿しんが 数奇すうき かご 身上しんじょう えき 投機とうき がら 移封いふう じゃ 三文さんもん 上洛じょうらく 上申じょうしん 人望じんぼう せがれ にわか 公僕こうぼく およ 初々ういうい かえ 厚遇こうぐう 口惜くや 君臣くんしん 和楽わらく 埋没まいぼつ 堆積たいせき 外聞がいぶん 夜襲やしゅう 太々ふてぶて 奇矯ききょう 安穏あんのん 安逸あんいつ 完膚かんぷ 容赦ようしゃ 寝首ねくび むし ふう たず 小伜こせがれ 小心しょうしん 崇拝すうはい 平左へいざ 往々おうおう 後裔こうえい 徒党ととう たちま あたか 慇懃いんぎん われ 抑制よくせい かかわ 掠奪りゃくだつ 摂政せっしょう 摩擦まさつ ゆえ 故智こち ほどこ 旺盛おうせい しばら かつ 束縛そくばく 桶屋おけや 横死おうし 横溢おういつ じゅん 気魄きはく なんじ 流人るにん 浮沈ふちん 獰猛どうもう 発揮はっき 目算もくさん 短慮たんりょ 神君しんくん 神明しんめい きん まれ 稽古けいこ くじ 細工さいく 終生しゅうせい 綺麗きれい 習練しゅうれん 老獪ろうかい 聡明そうめい はら 腹芸はらげい 芸当げいとう 薄氷はくひょう 虚勢きょせい へび うった 謳歌おうか 貫禄かんろく やしき
題名が同じ作品
家康 (新字旧仮名)坂口安吾 (著)