“数奇”のいろいろな読み方と例文
旧字:數奇
読み方割合
すき44.4%
さっき26.7%
すうき24.4%
さくき4.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十三絃を南部の菖蒲形に張って、象牙に置いた蒔絵気高しと思う数奇たぬ。宗近君はただ漫然といているばかりである。
虞美人草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
またしばしば、獄窓につながれるなどの、帝王としては、余りにも数奇に過ぎる生涯を必然にしてしまわれたものであった。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また末の姫が、徳川秀忠夫人となって、家光を生んだことなど、戦国数奇の運命のは、史によって、人みなのよく知るところである。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
如何なる不浄れざるなく、如何なる罪人も養わざるは無い。如何なる低能の人間も、爾の懐に生活を見出すことが出来る。如何なる数奇の将軍も、爾の懐に不平を葬ることが出来る。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)