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数奇
ふりがな文庫
“数奇”のいろいろな読み方と例文
旧字:
數奇
読み方
割合
すき
43.5%
さっき
26.1%
すうき
26.1%
さくき
4.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すき
(逆引き)
十三絃
(
じゅうさんげん
)
を南部の
菖蒲形
(
しょうぶがた
)
に張って、
象牙
(
ぞうげ
)
に置いた
蒔絵
(
まきえ
)
の
舌
(
した
)
を
気高
(
けだか
)
しと思う
数奇
(
すき
)
も
有
(
も
)
たぬ。宗近君はただ漫然と
聴
(
き
)
いているばかりである。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
数奇(すき)の例文をもっと
(20作品)
見る
さっき
(逆引き)
またしばしば、
獄窓
(
ごくそう
)
につながれるなどの、帝王としては、余りにも
数奇
(
さっき
)
に過ぎる生涯を必然にしてしまわれたものであった。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
数奇(さっき)の例文をもっと
(12作品)
見る
すうき
(逆引き)
また末の姫が、徳川秀忠夫人となって、家光を生んだことなど、戦国
数奇
(
すうき
)
の運命の
綾
(
あや
)
は、史によって、人みなのよく知るところである。
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
数奇(すうき)の例文をもっと
(12作品)
見る
▼ すべて表示
さくき
(逆引き)
如何なる
不浄
(
ふじょう
)
も
容
(
い
)
れざるなく、如何なる罪人も養わざるは無い。如何なる低能の人間も、爾の懐に生活を見出すことが出来る。如何なる
数奇
(
さくき
)
の将軍も、爾の懐に不平を葬ることが出来る。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
数奇(さくき)の例文をもっと
(2作品)
見る
“数奇”の意味
《名詞:すうき》
数奇(すうき)
不運なこと。
《名詞:すき》
数奇(すき)
趣味や嗜好を極めること。一般に茶の湯、能楽等を指す。
(出典:Wiktionary)
“数奇(
数寄者
)”の解説
数寄者(すきしゃ)は、芸道に執心な人物の俗称。「数奇者」(すきもの)と書く場合もある。
現代では、本業とは別に茶の湯に熱心な人物、特に名物級の茶道具を所有する人物として用いられる。
(出典:Wikipedia)
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
“数奇”の関連語
数寄
数奇者
“数奇”で始まる語句
数奇者
数奇屋河岸
数奇不可思議
検索の候補
物数奇
数奇者
数奇屋河岸
数寄不数奇
数奇不可思議
奇数
“数奇”のふりがなが多い著者
橘外男
与謝野寛
徳冨蘆花
吉川英治
林不忘
島崎藤村
小栗虫太郎
夏目漱石
中里介山
北村透谷