トップ
>
数奇者
ふりがな文庫
“数奇者”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すきしゃ
50.0%
すきもの
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すきしゃ
(逆引き)
日本橋の
袂
(
たもと
)
に立って、橋を渡る棺桶の数を数える
数奇者
(
すきしゃ
)
はなかったが、仕事に離れて、財布の中の銭を勘定する労働者は無数であった。
死の接吻
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
いずれ
数奇者
(
すきしゃ
)
で、彫刻を見るのが珍しいのであろう位に思っていた。風采の上から、まず自分の見当は違うまいなど思っていた。
幕末維新懐古談:46 石川光明氏と心安くなったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
数奇者(すきしゃ)の例文をもっと
(3作品)
見る
すきもの
(逆引き)
越えて寛永十一年、封を大和国郡山に移した時、泉州堺の
数奇者
(
すきもの
)
中村宗雪にこれを授けられた。寛延四辛未の年転じて塘氏家茂の所有に帰した。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
文化ごろ煎茶の流行した時代には
数奇者
(
すきもの
)
が集まって幾つもの椀に煎茶を盛って出し、その水の出所が多摩川か、隅田川か、はた井戸かをいい当てるを誇ったということである。
氷湖の公魚
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
数奇者(すきもの)の例文をもっと
(3作品)
見る
“数奇者(
数寄者
)”の解説
数寄者(すきしゃ)は、芸道に執心な人物の俗称。「数奇者」(すきもの)と書く場合もある。
現代では、本業とは別に茶の湯に熱心な人物、特に名物級の茶道具を所有する人物として用いられる。
(出典:Wikipedia)
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“数奇者”の関連語
数寄
数奇
“数奇”で始まる語句
数奇
数奇屋河岸
数奇不可思議
検索の候補
数奇
物数奇
数寄者
奇数
奇特者
好奇者
猟奇者
場数功者
数奇屋河岸
数寄不数奇
“数奇者”のふりがなが多い著者
柳宗悦
高村光雲
中里介山
小酒井不木
佐藤垢石