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数奇者
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すきしゃ
ふりがな文庫
“
数奇者
(
すきしゃ
)” の例文
日本橋の
袂
(
たもと
)
に立って、橋を渡る棺桶の数を数える
数奇者
(
すきしゃ
)
はなかったが、仕事に離れて、財布の中の銭を勘定する労働者は無数であった。
死の接吻
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
いずれ
数奇者
(
すきしゃ
)
で、彫刻を見るのが珍しいのであろう位に思っていた。風采の上から、まず自分の見当は違うまいなど思っていた。
幕末維新懐古談:46 石川光明氏と心安くなったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
当時或る一部の
数奇者
(
すきしゃ
)
——単に数奇者といっては意を尽くせませんが、或る一部の学者
物識
(
ものし
)
りであって、日本の美術工芸を愛好する人たち——そういう人たちが、その頃の日本の絵画
幕末維新懐古談:45 竜池会の起ったはなし
(新字新仮名)
/
高村光雲
(著)
“数奇者(
数寄者
)”の解説
数寄者(すきしゃ)は、芸道に執心な人物の俗称。「数奇者」(すきもの)と書く場合もある。
現代では、本業とは別に茶の湯に熱心な人物、特に名物級の茶道具を所有する人物として用いられる。
(出典:Wikipedia)
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
奇
常用漢字
中学
部首:⼤
8画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“数奇”で始まる語句
数奇
数奇屋河岸
数奇不可思議