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数寄
ふりがな文庫
“数寄”の読み方と例文
旧字:
數寄
読み方
割合
すき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すき
(逆引き)
その
富豪
(
かねもち
)
も皮肉哲学者に、自家の
邸宅
(
やしき
)
を自慢したいばかりに、飾り立てた
客室
(
きやくま
)
から、
数寄
(
すき
)
を凝らした
剪栽
(
うゑこみ
)
の隅々まで案内してみせた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
抑
(
そもそ
)
も私の
酒癖
(
しゅへき
)
は、年齢の次第に成長するに
従
(
したがっ
)
て
飲
(
のみ
)
覚え、飲慣れたと
云
(
い
)
うでなくして、
生
(
うま
)
れたまゝ
物心
(
ものごころ
)
の出来た時から自然に
数寄
(
すき
)
でした。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
間もなく、明智と私とは伯父の邸の
数寄
(
すき
)
を
凝
(
こら
)
した応接間で伯父と対座していました。伯母や書生の
牧田
(
まきた
)
なども出て来て話に加わりました。
黒手組
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
数寄(すき)の例文をもっと
(57作品)
見る
“数寄(
数寄者
)”の解説
数寄者(すきしゃ)は、芸道に執心な人物の俗称。「数奇者」(すきもの)と書く場合もある。
現代では、本業とは別に茶の湯に熱心な人物、特に名物級の茶道具を所有する人物として用いられる。
(出典:Wikipedia)
数
常用漢字
小2
部首:⽁
13画
寄
常用漢字
小5
部首:⼧
11画
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数奇
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