“酒癖”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
しゅへき40.0%
さけくせ30.0%
さけぐせ20.0%
しゅぐせ10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“酒癖”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 音楽 > 音楽史 各国の音楽10.0%
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸1.6%
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.4%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
父はボンの宮廷楽手で、性格が弱い上に酒癖しゅへきがあり、決して善良なる指導者ではなかった。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
この男は、悪友と酒癖しゅへきさえなければ、転回の余地がないという限りはない。
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
のみならず酒癖さけくせの悪い師匠は、時々お宗さんをつかまへては小言こごと以上の小言を言つたりした。
素描三題 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
牧野は始終愉快そうに、ちびちびさかずきめていた。そうして何か冗談じょうだんを云っては、お蓮の顔をのぞきこむと、突然大声に笑い出すのが、この男の酒癖さけくせの一つだった。
奇怪な再会 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
最後にまだ船の中に殘つてゐる船頭の直助があります。三十前後の獨り者で、人は好いが酒癖さけぐせの惡い男、疑へば先づこれが一番疑はれる地位にあります。
俗にいう梯子はしごという酒癖さけぐせで、留めるのもかず途中暖簾のれんとさえ見れば潜ったものだから、十軒店近くで同伴つれと別れ、そこらまで送って行こうというのを喧嘩するように振り切って
「そんなお悪いご酒癖しゅぐせとは、ついぞ今日まで、右馬介も存じませんでしたが」
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)