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嘸
ふりがな文庫
“嘸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さぞ
81.9%
さ
18.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さぞ
(逆引き)
他人
(
ひと
)
のを見てもわかりそうなものだが、自分のは見えないから立派にしているつもりらしい。冬なぞは
嘸
(
さぞ
)
寒いだろうと同情に堪えぬ。
東京人の堕落時代
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
新「本当にあんな事を云われると
厭
(
いや
)
なものでね、私は男だから構いませんが、お前さんは
嘸
(
さぞ
)
腹が立ったろうが、お
母
(
っか
)
さんには黙って」
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
嘸(さぞ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
さ
(逆引き)
嫁入盛りだの……はいお目出度う……
就
(
つい
)
てはソノ火急な事であって
嘸
(
さ
)
ぞ困ったろうが、
昨日
(
きのう
)
番頭が國綱のお刀を持って帰られたろうな
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
夫
(
そ
)
れを無理につかまへて、ねだつては話してもらひましたが、
嘸
(
さ
)
ぞ
煩
(
うる
)
さかつたらうと思つて、今考へると気の毒です。
いろ扱ひ
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
嘸(さ)の例文をもっと
(26作品)
見る
嘸
漢検1級
部首:⼝
15画
“嘸”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
大倉燁子
樋口一葉
谷崎潤一郎
泉鏡太郎
夢野久作
佐々木邦
二葉亭四迷
江見水蔭
泉鏡花