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完膚
ふりがな文庫
“完膚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんぷ
96.7%
くわんぷ
3.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんぷ
(逆引き)
その院宣はついに、西の宮、
御影
(
みかげ
)
の再起戦でも負け、
完膚
(
かんぷ
)
なきまで、官軍にたたかれたさいごの日まで、彼の手には入らなかった。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
殆
(
ほとん
)
ど
完膚
(
かんぷ
)
なしというほどに疵だらけになっていましたが、それが使い馴れていて工合がよいので、ついそのままに使いつづけていました。
私の机
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
完膚(かんぷ)の例文をもっと
(29作品)
見る
くわんぷ
(逆引き)
それでも私は貴方に背きはしなかつたではありませんか。それから私の窮乏
困蹶
(
こんけつ
)
が始まり、多數の同志は
悉
(
こと/″\
)
く脣を反らし、
完膚
(
くわんぷ
)
なきまでに中傷しました。
計画
(旧字旧仮名)
/
平出修
(著)
完膚(くわんぷ)の例文をもっと
(1作品)
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“完膚”の意味
《名詞》
傷がない状態の皮膚。
(出典:Wiktionary)
完
常用漢字
小4
部首:⼧
7画
膚
常用漢字
中学
部首:⾁
15画
“完”で始まる語句
完
完全
完璧
完成
完備
完了
完遂
完全な犯罪
完全土器
完結
“完膚”のふりがなが多い著者
平出修
吉川英治
中里介山
林不忘
中島敦
織田作之助
柳田国男
久生十蘭
夏目漱石
岡本綺堂