“完遂”の読み方と例文
読み方割合
かんすい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
折角せっかくりっぱな国際放送機の部分品となって、大東亜戦争完遂かんすいに蔭ながら一役を勤めることが出来ると思ったのに。
もくねじ (新字新仮名) / 海野十三(著)
その一人一人が神となって今の世の神話を創造しつつある時、聖戦完遂かんすいの心臓部、日本陸軍省はひねもす夜もすがら、頼もしく力強き搏動をつづけていた。
偉大なる夢 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
「島の誰かが合図をするだろう、僕らは今の責務せきむ完遂かんすいしようじゃないか」
恐竜島 (新字新仮名) / 海野十三(著)