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寝首
ふりがな文庫
“寝首”の読み方と例文
旧字:
寢首
読み方
割合
ねくび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねくび
(逆引き)
範実 「男は戦場に太刀打ちをするが、女は
寝首
(
ねくび
)
しか
掻
(
か
)
かないのだ。人殺しの罪は変るものか。」
好色
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
そ、その
料簡
(
りょうけん
)
がいけねえんだ。
腹
(
はら
)
にあろうがなかろうが、
武士
(
ぶし
)
は
戦略
(
せんりゃく
)
、
坊主
(
ぼうず
)
は
方便
(
ほうべん
)
、
時
(
とき
)
と
場合
(
ばあい
)
じゃ、
人
(
ひと
)
の
寝首
(
ねくび
)
をかくことさえあろうじゃねえか。——さ、ここに
筆
(
ふで
)
と
紙
(
かみ
)
がある。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
別段間者がいるわけでもなく
寝首
(
ねくび
)
をかかれるわけでもなく生命の不安があるわけでもない芸術の世界ですらそうなので、自由の天地へつきはなされ、昨日の作品よりは今日の作品がより良くより高く
家康
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
寝首(ねくび)の例文をもっと
(4作品)
見る
寝
常用漢字
中学
部首:⼧
13画
首
常用漢字
小2
部首:⾸
9画
“寝”で始まる語句
寝
寝衣
寝台
寝床
寝覚
寝室
寝転
寝惚
寝所
寝呆
“寝首”のふりがなが多い著者
邦枝完二
芥川竜之介
坂口安吾