“厚遇”の読み方と例文
読み方割合
こうぐう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父は自分をすてたにもかかわらず、自分はむしろ織田の厚遇こうぐうを受けた、そのことすらも父の正義の当然の報酬の如く感じた、或いは感じたがろうとした。
家康 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
嗚呼ああ、先生なんぞ予をあいするの深くしてせつなるや。予何の果報かほうありて、かかる先生の厚遇こうぐうかたじけのうして老境ろうきょうなぐさめたりや。
また年頃の経験から素人しろうとにかかるお客はいかに厚遇こうぐうしても、三度以上来るものは少く、大抵二度にきまっている事をよく知っていたので、無心をいうなら
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)