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厚遇
ふりがな文庫
“厚遇”の読み方と例文
読み方
割合
こうぐう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうぐう
(逆引き)
父は自分をすてたにも
拘
(
かかわ
)
らず、自分はむしろ織田の
厚遇
(
こうぐう
)
を受けた、そのことすらも父の正義の当然の報酬の如く感じた、或いは感じたがろうとした。
家康
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
嗚呼
(
ああ
)
、先生
何
(
なん
)
ぞ予を
愛
(
あい
)
するの深くして
切
(
せつ
)
なるや。予何の
果報
(
かほう
)
ありて、かかる先生の
厚遇
(
こうぐう
)
を
辱
(
かたじけの
)
うして
老境
(
ろうきょう
)
を
慰
(
なぐさ
)
めたりや。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
また年頃の経験から
素人
(
しろうと
)
にかかるお客はいかに
厚遇
(
こうぐう
)
しても、三度以上来るものは少く、大抵二度にきまっている事をよく知っていたので、無心をいうなら
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
厚遇(こうぐう)の例文をもっと
(6作品)
見る
“厚遇”の意味
《名詞》
手厚くもてなすこと。礼遇。
高く待遇すること。優遇。
(出典:Wiktionary)
厚
常用漢字
小5
部首:⼚
9画
遇
常用漢字
中学
部首:⾡
12画
“厚”で始まる語句
厚
厚顔
厚意
厚司
厚誼
厚情
厚木
厚狭
厚衾
厚板
検索の候補
御厚遇
“厚遇”のふりがなが多い著者
木村芥舟
河口慧海
福沢諭吉
永井荷風
海野十三
坂口安吾