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厚司
ふりがな文庫
“厚司”の読み方と例文
読み方
割合
あつし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あつし
(逆引き)
店には
厚司
(
あつし
)
を着た若いものなどが、帳場の前の方に腰かけていた。鶴さんがそこに坐って帳簿を見たり、新聞を読んだりしていた。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
そして着物も着換へずに、
厚司
(
あつし
)
姿のまゝ土間の板草履を突つかけると、ぷいと自転車へ飛び乗つて、出かけてしまつた。
猫と庄造と二人のをんな
(新字旧仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
とも、おもてのサンパンも、赤
毛布
(
げっと
)
で作られた
厚司
(
あつし
)
を着た、囚人のような船頭さんによって、
漕
(
こ
)
ぎつけられた。沖売ろうの娘も
逸早
(
いちはや
)
く上がって来た。
海に生くる人々
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
厚司(あつし)の例文をもっと
(10作品)
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“厚司(アットゥシ)”の解説
アットゥシ(attus)は、オヒョウ(シナノキが使われることもある)などの木の内皮の繊維を織ったアイヌの織物。衣服として作られることが多い。アツシ、アトゥシ、アットゥシ織、アッシ織、厚司織とも表記される。また、経済産業省のプレスリリースでは小書きシを使い、「アットゥㇱ」と表記されている。
(出典:Wikipedia)
厚
常用漢字
小5
部首:⼚
9画
司
常用漢字
小4
部首:⼝
5画
“厚”で始まる語句
厚
厚顔
厚意
厚誼
厚情
厚木
厚衾
厚狭
厚東
厚子
“厚司”のふりがなが多い著者
下村千秋
谷崎潤一郎
葉山嘉樹
知里真志保
徳田秋声
北原白秋
織田作之助
林芙美子