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厚顔
ふりがな文庫
“厚顔”のいろいろな読み方と例文
旧字:
厚顏
読み方
割合
あつかま
51.3%
あつか
20.5%
こうがん
17.9%
あつかお
2.6%
あつかまし
2.6%
あつがま
2.6%
あつがましき
2.6%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あつかま
(逆引き)
並木 ねえ、君、久し振りで会つて、こんなこと頼むのは
厚顔
(
あつかま
)
しいやうだが、都合がよかつたら二十円ばかり貸してくれないか。
屋上庭園
(新字旧仮名)
/
岸田国士
(著)
厚顔(あつかま)の例文をもっと
(20作品)
見る
あつか
(逆引き)
鴉
(
からす
)
の群れは、急に
厚顔
(
あつか
)
ましく地上へ降りて来て、死骸へたかり、
梅酢
(
うめず
)
を浴びたようになって、驚喜の翼を
搏
(
う
)
っている。
宮本武蔵:03 水の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
厚顔(あつか)の例文をもっと
(8作品)
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こうがん
(逆引き)
厚顔
(
こうがん
)
なる哉。これほどいっておるのにまだ分らんか。汝、——いかほど、弁をふるい、智をもてあそぶとも、なんでこの周瑜を変心させることができよう。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
厚顔(こうがん)の例文をもっと
(7作品)
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▼ すべて表示
あつかお
(逆引き)
学問をさせれば。
厚顔
(
あつかお
)
なおしのつよい女が出来ますから。何でも一つの専門をさだめて。それをよく勉強して。人にたかぶり生いきの出ないようにして。
藪の鶯
(新字新仮名)
/
三宅花圃
(著)
厚顔(あつかお)の例文をもっと
(1作品)
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あつかまし
(逆引き)
しかしイクラ忠告をしても止めないばかりでなく、県内の有力者の勢力なんかを利用して盛んに
高価
(
たか
)
い絵を売り拡げて行くので、俺は実をいうとホントウに柳仙の
厚顔
(
あつかまし
)
さを憎んでいた。
二重心臓
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
厚顔(あつかまし)の例文をもっと
(1作品)
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あつがま
(逆引き)
しかし私には無代価で送ってもらっているということが、わざ/\ハガキを本社に出して転居を報ずるのを差し控えさせた。何となればそうするのがあまり
厚顔
(
あつがま
)
しいように感じられたからであった。
ある日の午後
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
厚顔(あつがま)の例文をもっと
(1作品)
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あつがましき
(逆引き)
定めて
厚顔
(
あつがましき
)
ものと
御蔑
(
おさげす
)
みも御座いませうが、篠田さん、——私如きものが、
貴所
(
あなた
)
を御慕ひ申すと言ふことが
火の柱
(新字旧仮名)
/
木下尚江
(著)
厚顔(あつがましき)の例文をもっと
(1作品)
見る
“厚顔”の意味
《名詞》
厚顔(こうがん)
厚かましいこと。また、そのようなさま。鉄面皮。
(出典:Wiktionary)
厚
常用漢字
小5
部首:⼚
9画
顔
常用漢字
小2
部首:⾴
18画
“厚”で始まる語句
厚
厚意
厚司
厚誼
厚情
厚木
厚狭
厚衾
厚朴
厚板
“厚顔”のふりがなが多い著者
木下尚江
吉川英治
橘外男
梅崎春生
久生十蘭
島崎藤村
小酒井不木
室生犀星
江戸川乱歩
夏目漱石