“厚朴”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほお33.3%
ほおのき33.3%
こうぼく16.7%
ほう16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし中央部の多くのれいでもわかるように、ケンズイに酒を出す場合はむしろすくなく、ただの飯の残りを出すこともあれば麦のお粥もあり、土地によってはまた厚朴ほおの葉でつつんだ強飯こわめし
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
去年と同じ家のベランダに出て、軒にかぶさる厚朴ほおのきの広葉を見上げ、屋前に広がる池の静かな水面を見おろしたときに、去年の夏の記憶がほんの二三日前のことであったようによみがえって来た。
あひると猿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
分家伊沢の伝ふる所に従へば、榛軒は厚朴こうぼくを愛したので、名字号皆義を此木に取つたのだと云ふ。厚朴の木を榛と云ふことは本草別録に見え、又急就篇きふしゆへん顔師古がんしこの註にもある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
但先月の嵐がるいをなしたのか、庭園の百日紅、桜、梅、沙羅双樹さらそうじゅ、桃、李、白樺、欅、厚朴ほう、木蓮の類の落葉樹は、大抵葉を振うて裸になり、柿やトキワカエデの木の下には
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)