“急就篇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きふしゆへん50.0%
きふじゆへん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
分家伊沢の伝ふる所に従へば、榛軒は厚朴こうぼくを愛したので、名字号皆義を此木に取つたのだと云ふ。厚朴の木を榛と云ふことは本草別録に見え、又急就篇きふしゆへん顔師古がんしこの註にもある。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
渋江氏では此年抽斎が小島成斎に急就篇きふじゆへんを書せしめて上木した。抽斎の跋は七月に成つた。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)