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厚情
ふりがな文庫
“厚情”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こころざし
25.0%
こゝろざし
25.0%
なさけ
12.5%
こうじやう
12.5%
こうじょう
12.5%
こうせい
12.5%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こころざし
(逆引き)
あなたを大のご
贔屓
(
ひいき
)
の、中坂下のお娘ごのお達引で、
金子
(
きんす
)
、
珊瑚
(
さんご
)
の
釵
(
かんざし
)
の、ご心配はもうなくなりましたと申したのは、実は中洲、月村様のお
厚情
(
こころざし
)
。
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
厚情(こころざし)の例文をもっと
(2作品)
見る
こゝろざし
(逆引き)
と
平生
(
へいぜい
)
から
嘲
(
あざけ
)
るものは
嘲
(
あざけ
)
るが、
心優
(
こゝろやさ
)
しい
衣絵
(
きぬゑ
)
さんは、それでも
気
(
き
)
の
毒
(
どく
)
がつて、
存分
(
ぞんぶん
)
に
沸
(
わ
)
かして
飲
(
の
)
むやうにと
言
(
い
)
つた
厚情
(
こゝろざし
)
なのであつた。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
厚情(こゝろざし)の例文をもっと
(2作品)
見る
なさけ
(逆引き)
へい/\
有難
(
ありがた
)
う
存
(
ぞん
)
じます、
何
(
ど
)
うも
折角
(
せつかく
)
のお
厚情
(
なさけ
)
でございますから、
御遠慮
(
ごゑんりよ
)
申上
(
まうしあげ
)
ませぬでお
言葉
(
ことば
)
に
従
(
したが
)
つて、
御免
(
ごめん
)
を
蒙
(
かうむ
)
ります。主「どうもお
人品
(
ひとがら
)
なことだ、
違
(
ちが
)
ふのうー……さア/\
此方
(
こつち
)
へお
入
(
はい
)
り。 ...
大仏餅。袴着の祝。新まへの盲目乞食
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
厚情(なさけ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
こうじやう
(逆引き)
いづれも
厚情
(
こうじやう
)
、
懇切
(
こんせつ
)
のお
見舞
(
みまひ
)
である。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
厚情(こうじやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
こうじょう
(逆引き)
賢
(
けん
)
一は、ただ、その
厚情
(
こうじょう
)
に
感謝
(
かんしゃ
)
しました。
彼
(
かれ
)
は
負傷
(
ふしょう
)
したことを
故郷
(
こきょう
)
の
親
(
おや
)
にも、
老先生
(
ろうせんせい
)
にも
知
(
し
)
らさなかったのです。
孝経
(
こうきょう
)
の
中
(
なか
)
に
身体髪膚受之父母
(
しんたいはっぷこれをふぼにうく
)
。
不敢毀傷孝之始也
(
あえてきしょうせざるはこれこうのはじめなり
)
。と、いってあった。
空晴れて
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
厚情(こうじょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
こうせい
(逆引き)
得ず
候
(
そうら
)
え共お辰様身の上につき御
厚情
(
こうせい
)
相掛
(
あいかけ
)
られし事承り及びあり難く
奉存候
(
ぞんじたてまつりそうろう
)
さて今日貴殿
御計
(
おんはからい
)
にてお辰婚姻取結ばせられ候由
驚入申
(
おどろきいりもうし
)
候
仔細
(
しさい
)
之
(
これ
)
あり御辰様儀婚姻には私
方
(
かた
)
故障御座候故従来の御礼
旁
(
かたがた
)
罷
(
まか
)
り出て
相止申
(
あいとめもうす
)
べくとも
存
(
ぞんい
)
候え
共
(
ども
)
如何
(
いか
)
にも場合切迫致し
居
(
お
)
り
且
(
かつ
)
はお辰様心底によりては私一存にも参り
難
(
がたく
)
候
様
(
よう
)
の義に至り候ては
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
厚情(こうせい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“厚情”の意味
《名詞》
厚情(こうじょう)
厚い情け。親切心。
(出典:Wiktionary)
厚
常用漢字
小5
部首:⼚
9画
情
常用漢字
小5
部首:⼼
11画
“厚”で始まる語句
厚
厚顔
厚意
厚司
厚誼
厚木
厚狭
厚衾
厚東
厚子
検索の候補
御厚情
不相變御厚情蒙
“厚情”のふりがなが多い著者
泉鏡太郎
三遊亭円朝
泉鏡花
幸田露伴
小川未明