厚顔あつがま)” の例文
旧字:厚顏
しかし私には無代価で送ってもらっているということが、わざ/\ハガキを本社に出して転居を報ずるのを差し控えさせた。何となればそうするのがあまり厚顔あつがましいように感じられたからであった。
ある日の午後 (新字新仮名) / 小川未明(著)