“鴉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
からす97.8%
がらす2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一羽のが、彼と母とのく声に交えて花園の上でき始めた。すると、彼の妻は、親しげな愛撫の微笑を洩らしながらいた。
花園の思想 (新字新仮名) / 横光利一(著)
おれは佐々木小次郎だと、頻りに見得を切っていたが、もう相手はひとりもいないし、暮れてきた夜空には、も啼いていなかった。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
のような大勢に、取り巻かれて行ったのを見ただけで、しかとは申されませんが、その駕はどうも二つのように思いました」
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのままお里に別れて橋を渡り過ぎながらふと見かえると、堤の柳は夜風に白くなびいて、稲荷のやしろの大きい銀杏のこずえに月夜が啼いていた。
両国の秋 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)