“信夫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しのぶ93.3%
シノブ6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あばたがあるので菊石きくせきと号したりしたのを、小室信夫しのぶ氏が、あまりおかしいから溪石けいせきにしろと言ったというふうな人柄だった。
おな白石しろいし在所ざいしようまれなる、宮城野みやぎの信夫しのぶふを、芝居しばゐにてたるさへなにとやらむ初鰹はつがつをころうれしからず。
甲冑堂 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
古くから聞えて居る最上モガミの高湯と、山は隔てて居るが、岩代の国の信夫シノブの高湯と、それに此白布と、五里ほどの間に、三つの高湯がある。
山の湯雑記 (新字新仮名) / 折口信夫(著)