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『山の湯雑記』
ふりがな文庫
『
山の湯雑記
(
やまのゆざっき
)
』
山の蜾※の巣より出で入道の上立ちどまりつつるひそかなりけり 前に来たのは、ことしの五月廿日、板谷を越えて米沢へ出ると、町は桜の花盛りであった。それほど雪解けの遅れた年である。高湯へ行きたいのだと雇いかけて見ても、どの家でも、自動車を出そうと …
著者
折口信夫
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
長
(
タ
)
上
(
カミ
)
傾斜
(
ナゾエ
)
精進
(
ショウジ
)
酸
(
ス
)
最上
(
モガミ
)
雨気
(
アマケ
)
白布
(
シラブ
)
笋
(
タケノコ
)
峡間
(
ハザマ
)
躑躅
(
ツツジ
)
東屋
(
ヒガシヤ
)
時季
(
シュン
)
小国
(
オグニ
)
下立
(
オリタ
)
板谷
(
イタヤ
)
金丸
(
カナマル
)
小形
(
コブリ
)
信夫
(
シノブ
)
肱折
(
ヒジオリ
)
酸川
(
スカワ
)
外処
(
ワキ
)
夕饗
(
ユウゲ
)
高湯
(
タカユ
)