“宮城野”の読み方と例文
読み方割合
みやぎの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おな白石しろいし在所ざいしようまれなる、宮城野みやぎの信夫しのぶふを、芝居しばゐにてたるさへなにとやらむ初鰹はつがつをころうれしからず。
甲冑堂 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
(三)おきのひとよ。おかさであるとまをげい。この宮城野みやぎのうへからふりちるつゆあめ以上いじようである。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
しかし、布施ふせさんといっしょに仙台から宮城野みやぎのを通り、荒浜まで歩いて、見わたすかぎり砂浜の続いたところに出て行った時ほど、心を打たれたこともありません。
力餅 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)