“白石”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しらいし32.0%
はくせき32.0%
しろいし28.0%
しろ8.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その他肥前の窯場として、注意すべきは白石しらいし鉛釉なまりぐすりの陶器や、黒牟田くろむたの品であります。前者の土鍋は多彩で美しく、飯鉢はんばちにもよいのがあります。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
故川田甕江おうこう先生は、白石はくせき鳩巣きゅうそうてた書翰しょかんと『折焚柴おりたくしばの記』に浪人越前某の伝を同事異文で記したのを馬遷班固の文以上にめたが
おな白石しろいし在所ざいしようまれなる、宮城野みやぎの信夫しのぶふを、芝居しばゐにてたるさへなにとやらむ初鰹はつがつをころうれしからず。
甲冑堂 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
言ったかと思うと泰軒、手もとの白石しろのひとつをとって、パチリとその新たなる黒の集団の真ん中へ入れた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)