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白石
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はくせき
ふりがな文庫
“
白石
(
はくせき
)” の例文
故川田
甕江
(
おうこう
)
先生は、
白石
(
はくせき
)
が
鳩巣
(
きゅうそう
)
に
宛
(
あ
)
てた
書翰
(
しょかん
)
と『
折焚柴
(
おりたくしば
)
の記』に浪人越前某の伝を同事異文で記したのを馬遷班固の文以上に
讃
(
ほ
)
めたが
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
一、徳川時代の儒者にて見識の高きは
蕃山
(
ばんざん
)
、
白石
(
はくせき
)
、
徂徠
(
そらい
)
の三人を推す。徂徠が見解は聖人を神様に立てて全く絶対的の者とする。
病牀六尺
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
きょうの泊りのことを知りて出迎えし「リフレエ」着たる
下部
(
しもべ
)
に引かれて、
白石
(
はくせき
)
の
階
(
きざはし
)
のぼりゆくとき、園の木立を
洩
(
も
)
るゆう日朱のごとく赤く
文づかい
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
中野桃園の人といえば新井
白石
(
はくせき
)
です。近ごろ役を
退
(
ひ
)
いたとは聞いたが、あの権勢家が何しにこの薬園などへ訪れて来たのかといぶかしく思いながら、取敢えず立ってゆくと
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
これによって根の国を夜の世界と見ようとする、
白石
(
はくせき
)
先生などの説は行き過ぎであった。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
▼ もっと見る
白石
(
はくせき
)
手簡
(
しゆかん
)
に八景のはじめは宋人か元人かにて宋復古と申す畫工云々とあるが、それは夢溪筆談に出てゐる度支員外郎
宋迪
(
そうてき
)
の事で、
平沙
(
へいさ
)
落雁
(
らくがん
)
、
遠浦
(
ゑんぽ
)
歸帆
(
きはん
)
、
山中
(
さんちゆう
)
晴嵐
(
せいらん
)
、
江天
(
こうてん
)
暮雪
(
ぼせつ
)
、
洞庭
(
どうてい
)
秋月
(
しうげつ
)
、
瀟湘
(
せうしやう
)
夜雨
(
やう
)
華厳滝
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
白石
(
はくせき
)
先生の『
折焚柴
(
おりたくしば
)
の
記
(
き
)
』を読みて
坐
(
そぞ
)
ろに感ずる所あり、先生が若かりし日、人のさかしらに仕を罷めて浪人の身となりさがりたる時、老いたる父母を養ひかねて心苦しく思ふを人も哀れと見て
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
けふの
泊
(
とまり
)
のことを知りて出迎へし「リフレエ」着たる
下部
(
しもべ
)
に引かれて、
白石
(
はくせき
)
の
階
(
きざはし
)
のぼりゆくとき、園の木立を
洩
(
もる
)
るゆふ日
朱
(
あけ
)
の
如
(
ごと
)
く赤く、階の
両側
(
ふたがわ
)
に
蹲
(
うずくま
)
りたる
人首
(
じんしゅ
)
獅身
(
ししん
)
の「スフィンクス」を照したり。
文づかひ
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
白
常用漢字
小1
部首:⽩
5画
石
常用漢字
小1
部首:⽯
5画
“白石”で始まる語句
白石噺
白石助左衛門
白石先生
白石右策
白石山房
白石廉作
白石雪子
白石屋半兵衛
白石常人先生