“下部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しもべ73.5%
かぶ16.3%
した6.1%
ギヤルソン4.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鉾持(放免) 放免とは検非違使庁けびいしちやう下部しもべにて、元来罪人の放免せられしものを用ひて、盗賊の追捕囚禁などに従事せしめしものなり。
放免考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
ふるい/\むかしは、この一帶いつたい暖帶林だんたいりん上部じようぶから温帶林おんたいりん下部かぶぞくする樹木じゆもく、すなはち常緑じようりよく濶葉樹かつようじゆ落葉樹らくようじゆでおほはれてゐたのです。
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
それは森の大入道の尨毛の頭に生えた髪の毛だ。その首の下部したには頤鬚あごひげが水に洗はれてをり、頤鬚あごひげの下も、頭髪かみのけの上も高い青空だ。
門番の教へてれたまゝ第二階へ昇つてぐ左の突当りののある鈴を押すと、髪を綺麗にすき分けた白い夏服の下部ギヤルソンが出て来た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)