“下部女”の読み方と例文
読み方割合
しもべおんな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やがて、彼女も主屋おもやへ帰った。そしていつものように、釜殿かまやの大土間で夕餉ゆうげ働きをしている女童めのわらわ下部女しもべおんなにさしずなどしていると、遠い所の表門で、あわただしい駒音がひびいていた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)