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ギヤルソン
ふりがな文庫
“
下部
(
ギヤルソン
)” の例文
門番の教へて
呉
(
く
)
れた
儘
(
まゝ
)
第二階へ昇つて
直
(
す
)
ぐ左の突当りの
扉
(
と
)
のある鈴を押すと、髪を綺麗に
梳
(
すき
)
分けた白い夏服の
下部
(
ギヤルソン
)
が出て来た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
女はダンヌンチヨが黒奴や其他の野蛮人を
下部
(
ギヤルソン
)
に使つて得意になつて居ると云ふことを話した。女はおれを黒奴の
下部
(
ギヤルソン
)
あつかひにして居るのかも知れない。
素描
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
出て来た
下部
(
ギヤルソン
)
が僕達の顔を見て「ロダン先生に面会を求めるのは東洋の骨董品でも売りに来たのか」と云つた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
明日
(
あす
)
の晩の、ヹネチヤ
行
(
ゆき
)
の汽車の時間を
下部
(
ギヤルソン
)
に問うて二十三時二十分と答へられたのには
一寸
(
ちよつと
)
面
喰
(
くら
)
つた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“下部”の意味
《名詞》
(かぶ) (物体などにおいて)下側にある部分。下方。
(しもべ) 他人に使える者。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
部
常用漢字
小3
部首:⾢
11画
“下部”で始まる語句
下部屋
下部界
下部門
下部女