“こうぐう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
厚遇85.7%
皇宮14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また年頃の経験から素人しろうとにかかるお客はいかに厚遇こうぐうしても、三度以上来るものは少く、大抵二度にきまっている事をよく知っていたので、無心をいうなら
ひかげの花 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
騒擾そうじょうの際に敵味方相対あいたいし、その敵の中に謀臣ぼうしんありて平和の説をとなえ、たとい弐心ふたごころいだかざるも味方に利するところあれば、その時にはこれを奇貨きかとしてひそかにその人を厚遇こうぐうすれども
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
さすれば政府において一意気身きしんいれて御世話があらば内外債はおろかなこと、皇宮こうぐうの御新築でも、諸官省の御普請ふしんでも、華族・士族の禄債でも、鉄路でも、電線でも
禾花媒助法之説 (新字新仮名) / 津田仙(著)