“安穏”のいろいろな読み方と例文
旧字:安穩
読み方(ふりがな)割合
あんのん88.2%
あんおん8.8%
あんをん2.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“安穏”を含む作品のジャンル比率
歴史 > 伝記 > 個人伝記0.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
祖母は向島の小さい穏かな住居で、維新の革命も彰義隊の戦争も、すべて対岸の火事として安穏あんのんに過して来ました。
ある恋の話 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
当時の時代思潮は何かといえば、つまり平和を愛し一身の安穏あんのん和楽わらくをもとめるようになったということだ。
家康 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
ただわが家庭を如何いかにして安穏あんおんに経過せしめんかと心はそれのみにはしりて、苦悶のうちに日を送りつつも、福田の苦心を思いやりて共に力をあわ
妾の半生涯 (新字新仮名) / 福田英子(著)
実はあれだけ立派な証拠を残して来た犯罪事件ではあったが、震災直後の手配不備のせいであったか、それから一月経っても、二月経っても、司直はミチミたちを安穏あんおんに放置しておいた。
棺桶の花嫁 (新字新仮名) / 海野十三(著)
聖武天皇は仏教に依つて、国家を治めようと思召し、天下泰平、国土安穏あんをんを祈らせ給うて、国毎に国分寺こくぶんじを建てられ、総国分寺として奈良の東大寺を建立された。
二千六百年史抄 (新字旧仮名) / 菊池寛(著)