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安穏
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あんおん
ふりがな文庫
“
安穏
(
あんおん
)” の例文
旧字:
安穩
ただわが家庭を
如何
(
いか
)
にして
安穏
(
あんおん
)
に経過せしめんかと心はそれのみに
奔
(
はし
)
りて、苦悶の
中
(
うち
)
に日を送りつつも、福田の苦心を思いやりて共に力を
協
(
あわ
)
せ、
僅
(
わず
)
かに職を得たりと喜べば
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
八大竜王
(
はちだいりゅうおう
)
鳴渡
(
なりわた
)
りて、
稲妻
(
いなずま
)
ひらめきしに、
諸人
(
しょにん
)
目を驚かし、三日の洪水を流し、国土
安穏
(
あんおん
)
なりければ、
扨
(
さて
)
こそ静の
舞
(
まい
)
に示現ありけるとて、日本一と
宣旨
(
せんじ
)
を
給
(
たまわ
)
りけると、
承
(
うけたまわ
)
り
候
(
そうろう
)
。——
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
実はあれだけ立派な証拠を残して来た犯罪事件ではあったが、震災直後の手配不備のせいであったか、それから一月経っても、二月経っても、司直はミチミたちを
安穏
(
あんおん
)
に放置しておいた。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
安
常用漢字
小3
部首:⼧
6画
穏
常用漢字
中学
部首:⽲
16画
“安穏”で始まる語句
安穏寺