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宣旨
ふりがな文庫
“宣旨”の読み方と例文
読み方
割合
せんじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんじ
(逆引き)
にわかな
宣旨
(
せんじ
)
で
帰洛
(
きらく
)
のことの決まったのはうれしいことではあったが、
明石
(
あかし
)
の浦を捨てて出ねばならぬことは相当に源氏を苦しませた。
源氏物語:13 明石
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
それがしかも、尊氏
誅伐
(
ちゅうばつ
)
の
宣旨
(
せんじ
)
を南朝から申しうけて、公然と、義父
直義
(
ただよし
)
の
讐
(
あだ
)
とも
称
(
とな
)
えているのである。
小癪
(
こしゃく
)
とも何とも言いようはない。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ここに
宣旨
(
せんじ
)
が二つ下ったとして、それを役人が取り違えて鎮西へ遣わさるべき宣旨を坂東へ下し、坂東へ遣わさるべき宣旨を
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
宣旨(せんじ)の例文をもっと
(23作品)
見る
“宣旨”の意味
《名詞》
宣旨(せんじ)
天皇の勅命を述べ伝えるための内部的な公文書。
(出典:Wiktionary)
“宣旨”の解説
宣旨(せんじ)は、律令期以降の日本において天皇・太政官の命令を伝達する文書の形式名。朝廷が出す文書の形態の一つ。詔勅の変体。
(出典:Wikipedia)
宣
常用漢字
小6
部首:⼧
9画
旨
常用漢字
中学
部首:⽇
6画
“宣”で始まる語句
宣
宣告
宣教師
宣言
宣下
宣和
宣命
宣伝
宣宗
宣城
検索の候補
偽宣旨
旨宣
“宣旨”のふりがなが多い著者
山東京山
高山樗牛
紫式部
作者不詳
吉川英治
南方熊楠
中里介山
谷崎潤一郎
和辻哲郎
夏目漱石