“宣教師”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんきょうし50.0%
バテレン16.7%
ばてれん16.7%
せんけうし16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、本能寺ほんのうじへんとどうじに、異国いこく宣教師せんきょうしたちは信長というただひとりの庇護者ひごしゃをうしなって、この南蛮寺も荒廃こうはいしてしまった。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
信長の望みを聞いて、宣教師バテレンたちは狂喜しながら光栄を語り合った。そのおしゃべりにかまいなく、信長はどしどし階上へ登ってゆく。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
元来スペインの広大な領土は宣教師ばてれんを手先に使って侵略したものだと、まことしやかに述べ立てるスペイン人があり
真面目しんめんもくならざる宗教家しふけうかとは、直接ちよくせつ間接かんせつ外国ぐわいこく伝道でんだう会社ぐわいしや補助ほじよあづかり居りながら外国ぐわいこく宣教師せんけうし悪口あくこう批難ひなんするものなり、社界しやかい先導者せんだうしやを以て自らにんじ居りながら社界しやかい引摺ひきづられつゝ行くものなり
時事雑評二三 (新字旧仮名) / 内村鑑三(著)