“間接”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんせつ57.1%
よそ42.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれどもかれ自身じしん家主やぬしたく出向でむいてそれをたゞ勇氣ゆうきたなかつた。間接かんせつにそれを御米およねふことはなほ出來できなかつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
コロボックルの住居すまゐには直徑五六間のもの徃々有り。是彼等が長大なる木材を用ゐし事有るを間接かんせつに示すものなり。
コロボックル風俗考 (旧字旧仮名) / 坪井正五郎(著)
七光なゝひかりどころか十光とひかりもして間接よそながらの恩を着ぬとは言はれぬに愁らからうとも一つは親の爲弟の爲、太郎といふ子もあるものを今日までの辛棒がなるほどならば、是れから後とて出來ぬ事はあるまじ
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
七光どころか十光とひかりもして間接よそながらの恩を着ぬとは言はれぬにらからうとも一つは親の為おととの為、太郎といふ子もあるものを今日までの辛棒がなるほどならば、これからとて出来ぬ事はあるまじ
十三夜 (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)