“応接間”のいろいろな読み方と例文
旧字:應接間
読み方割合
おうせつま40.0%
サロン40.0%
パアラア20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なかに一ところ湖神こしんもうけの休憩所きうけいしよ——応接間おうせつまともおもふのをた。村雨むらさめまたしきりはら/\と、つゆしげき下草したぐさけつゝ辿たどると、むやうな湿潤しつじゆんみぎはがある。
十和田湖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
その影は薄蒼い月の光の中で伸びたり縮んだりした後、さっきのように応接間サロンの扉を閉めて鍵をかける。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そこの椅子に——とパブスト氏は応接間パアラアにある奇妙な三角形の椅子をゆびさして——半日でも腰をおろして世間ばなしをして行く。
踊る地平線:04 虹を渡る日 (新字新仮名) / 谷譲次(著)