“誅伐”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちゅうばつ81.3%
ちゆうばつ12.5%
チユウバツ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのひとの遺志をついで、南朝方に降り、尊氏や義詮を敵として誅伐ちゅうばつするのが何の不思議であろうやと、豪語を放ったことであろう。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おれは此不平に甘んじて旁看ばうかんしてはをられぬ。己は諸役人や富豪が大阪のためにはかつてくれようとも信ぜぬ。己はとう/\誅伐ちゆうばつ脅迫けふはくとによつて事をさうと思ひ立つた。
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)